Profile

作品への想い

私は
言葉を綴るように
タイルを使いながら
作品を作っています。

小説や詩にも【行間】に作者の滲み出る思いがあるように
私の作品からも
【行間】を感じてもらえるといいな。と思っています。
 
そして
いつも等身大で
心が感じたまま、気持ちが向いた方向
自分自身の『いいな』とか『かわいいな』というアンテナに正直に作品を作り続けています。

私の作品が
誰かの『かわいい』になれますように。
 

モザイクタイル　アーティスト

中村ジュンコ

わたしというヒト1

日本大学藝術学部　映画学科脚本コース卒業
高校時代に小説家井上靖と文通（葉書での数回のやりとりをする）
高校生の時は、小説家を目指し日々文筆を重ねていた。部活で演劇部に所属し、脚本を脚色し、ここから脚本（構成台本）の面白さを知る。
高校時代、様々な出版社の編集者と交流をもち、本の世界へのめり込む。
ダンスを趣味としていて、ストリートダンスを仲間と立ち上げて踊るという経験も。
校則が厳しく、頓挫。
大学は在学中から
出版社、テレビ局でアシスタントとしてアルバイトを重ねる。
旅が好きで、日本国内、世界のあちこちをバッグパッカーとして巡る。
その時の経験や土地勘が
今のタイル作品制作の根底に流れる大切なモノになっている。

父からの影響

建築事務所をやっていた父親の影響を大きく受けて育ってきました。
私の美観や、価値観は
ほぼ父親に育てられたと言っても過言ではありません。
父親は、バイクのハーレーとカメラを若い時から好きで、その影響で
写真に興味を持ち、様々なカメラマンとの交流を持ち、今でも写真は大好きな芸術分野となっています。
ガウディや海外の建築への興味も
父親からの影響です。
父はすでに他界していますが
今でも、旅に出る時は一緒に旅してるような感覚です。

母からの影響

日頃から
ボランティアやチャリティーなどに
アーティストとして積極的に取り組んでいます。
東日本大地震後の各地でも
【もの作り】を通しての心の安らぎや楽しい時間を提供してきました。
2018年の北海道胆振東部地震の時
その数日後に、親交のあるアーティストや仲間、友人、仕事関係の人たちから作品を集め
鎌倉市極楽寺のギャラリーFLATてチャリティーとして、販売。全額を北海道へ寄付。
そのあとすぐに、札幌にて、チャリティーワークショップを開催しました。
チャリティー精神のようなものは
母からの影響です。
UNICEFや他の団体に細々と寄付を続けていた母。古い切手を大切に集めて、どこかに送ったりしている姿を見て育ちました。
 

わたしというヒト2

アーティストとして作品を作る。
これが私の命題です。
これに加えて4〜5年前くらいからは
『環境問題』
『サスティブル』
『海洋プラスチック』
などの
地球を取り巻く事象へも積極的にアートで提言をしています。
タイルも、砂や土という自然物から生まれています。
自然とアートは
今の私には切っても切れない大切な関係です。
自然の色に癒され
そこからイメージのタネをもらいます。
これからも
環境とアートという切り口で制作を続けていきます。