想い

Thought
プロフィール

Profile
ギャラリー

Gallery
教室/ワークショップ

Classroom / Workshop
コラム

Column


2018-02 想いがつながる

17歳の時、私は人生に絶望していた。
家庭は円満。
学校も楽しい。
まあまあ友人とも仲良い。

でも、絶望の淵に立ち完全に方向を見失っていた。
人生の方向を。

幼い頃からずっと絵と小説と建築が好きで
父親の影響を多大に受けてきて育った。
7歳から書いている小説は、私のライフワークであった。
絵は、主に油をやり、途中から水彩へ転向した。
父親が好きだったガウディの影響、
そしてモンドリアンの影響。

今考えると、長い年月をかけてゆっくりと
今現在の仕事である、
モザイクタイルに繋がっていたんだなぁと思えます。

絶望感の理由は、自分の存在価値の喪失。
これから生きて行くためのエネルギーの失速。

そんな時、この本を担任がプレゼントしてくれた。

「氷壁」井上靖著

そして、私の人生がまた動き出しました。
井上靖へ手紙を書き、絶望を救われたと。
そして、奇跡的にも編集者がそれを井上靖に渡してくれて、
そこから、何回か手紙のやり取りをしました。
当時、世田谷区桜に居を構えていた井上靖。

私を絶望から救ってくれた一冊の本は、
私の人生を大きく舵を切ってくれたのでした。

その時、17歳という多感な繊細な時期の体験が
今の私を形作っています。

「想いはつながる」

実体験で得たものは、確実な価値観となり
私の人格形成の一つの大きなファクターとなって
今に至ってます。

5月で、長年開催させて頂いていた
自宅アトリエでのモザイクタイル教室を
クローズする事を決めました。
半年以上考えて結果を導きました。

教える立場、教わる立場。

このような受動的な生徒さんたちとの関係性を
変えたいと思ったからです。
これからは、意思ある方、芸術をそして
タイルを愛している、生涯の友と考えてる方々とつながり、
お互いを高め合いたいと考えています。

距離は、心が決めます。

隣駅でさえ、遠いと感じたら遠いし、
2時間かけて行く場所でも近いと思えばそうなります。

今後は、各地で様々な動きやイベント、
そして活動を今よりも活発にしていこうと思ってます。

ぜひ、またご一緒できるのを楽しみにしてるし、
1人でも多くのモザイクタイルやタイルの制作を
心を込めてメッセージをキチンと表現できる方を育てたいし、
出会いたいと思っています。

想いはつながるし 必ず伝わります。


中村ジュンコ













blog

blog






home  |  Thought  |  Profile  |  Gallery  |  Classroom / Workshop  |  Column


Copyright© Junko NAKAMURA. All Rights Reserved.

designed by LimeMilk